美冬は大学3年生。高校のときから始めたピザ屋さんのバイトは
もう4年目でそのピザ屋さんの中でもけっこうなベテランの立場になっていた。
そんな美冬の誕生日は12月29日。
年の瀬ということでピザ屋の店長からどうしてもシフトに入って欲しいと
何度も頭を下げてお願いされた美冬は、仕方なくバイトに来ていた。
本当は大好きな彼氏に誕生日を祝ってもらいたいなと、心の中で思って
いたのだが、誕生日が近いのに、そっけない彼氏に少しイライラがたまって
いたので、そのあてつけの意味もあって「今更会いたいなんて言ってきても
会ってやらないんだから!」という気持ちでバイトを引き受けたのだった。
その日のシフトは全部で8人。いつもに比べると少し多めの人数だったが、
2週間前に入ったばかりの新人さんがいるため、そのフォローも兼ねてのシフトだった。
その新人さんの教育係は美冬。注文を聞き間違えたり、配達の住所を間違えたり、
お金を受取るのを忘れたり・・ことあるごとにミスをする年下の新人だったが、なぜか
そのミスは彼女の愛嬌もあってか、大きな問題になることもなく、そんな彼女を
うらやましいという気持ちからか、なかなか受け入れられなかった。
夕方近く、注文を受けて届けたはずの新人さんが泣きながらお店に戻ってきた。
どうやら、怖いお客さんを怒らせてしまったようで、大クレームだったそう・・・
怒りが収まらないお客さんは上のものを連れて来いと大騒ぎしているらしい。
たまたま店長が配達で出てしまっていて、新人さんの教育係ということで、
美冬がそのお客様の家に一緒に謝りに行くことになった。
高級そうなマンションの一室にそのお客さんの家はあった。
ぶるぶる震える新人さんを後ろにして、美冬は勇気を出してチャイムを押した・・
ピンポーン。
ガチャ、とドアが開いて美冬の目の前に立っているのは
見慣れた制服を来たピザ屋の店長・・
え?
なんで??
と一瞬面食らった美冬の目の前に
見覚えのあるメンバーがぞくぞくと登場する。
中から出てきたメンバーは、美冬の親友や、高校時代の友達、
大好きな彼氏や、その友達、そしてバイト先の友達まで・・
部屋中華やかな飾りと、廊下には「美冬誕生日おめでとう!」
壁にも一面「美冬ハッピーバースデー」の大きな文字が・・・
おどろきが隠せない美冬に、彼氏さんがエスコート。
「冷たくしちゃってごめんな。どうしても喜ばせたくて、
優しくするの、がまんしてたんだ。はい、誕生日おめでとう。」
と、前から美冬が欲しがっていたペンダントを首に付けてくれた。
バイト先の店長は、大きなピザを美冬に渡して、
「じゃ、新人さんのこと、最後までよろしくな、彼女、この誕生日の
ために、相当ミスするキャラ作り頑張ってたみたいだから」と
2人をおいて、店に帰っていった。
ピザにはでかでかと美冬、誕生日オメデトウ!の文字。
まさか自分がこんな風に祝ってもらえるなんて・・
周りの皆が実は、美冬の一つの幸せに向かって協力してくれていた
という事実を知って、美冬は、心のそこからの感謝と嬉しさを止められなかった。
美冬は、彼氏じゃなくて新人さんに抱きついて涙を拭いた。
--------------------------------------------------------
単純だけど効果のあるサプライズ。
日常の中から突然非日常に飛び込むと、人は感動します。
その人を取り囲むいろんな人を巻き込むと、人の輪は広がります。
だれでも、人の喜びには協力してあげたいと思うんですよね。
一生忘れられないサプライズ、あなたもやってみませんか?
ココロにサプライズ、キターって人は、
ポチっと応援ありがとうございます
↓ ↓


もう4年目でそのピザ屋さんの中でもけっこうなベテランの立場になっていた。
そんな美冬の誕生日は12月29日。
年の瀬ということでピザ屋の店長からどうしてもシフトに入って欲しいと
何度も頭を下げてお願いされた美冬は、仕方なくバイトに来ていた。
本当は大好きな彼氏に誕生日を祝ってもらいたいなと、心の中で思って
いたのだが、誕生日が近いのに、そっけない彼氏に少しイライラがたまって
いたので、そのあてつけの意味もあって「今更会いたいなんて言ってきても
会ってやらないんだから!」という気持ちでバイトを引き受けたのだった。
その日のシフトは全部で8人。いつもに比べると少し多めの人数だったが、
2週間前に入ったばかりの新人さんがいるため、そのフォローも兼ねてのシフトだった。
その新人さんの教育係は美冬。注文を聞き間違えたり、配達の住所を間違えたり、
お金を受取るのを忘れたり・・ことあるごとにミスをする年下の新人だったが、なぜか
そのミスは彼女の愛嬌もあってか、大きな問題になることもなく、そんな彼女を
うらやましいという気持ちからか、なかなか受け入れられなかった。
夕方近く、注文を受けて届けたはずの新人さんが泣きながらお店に戻ってきた。
どうやら、怖いお客さんを怒らせてしまったようで、大クレームだったそう・・・
怒りが収まらないお客さんは上のものを連れて来いと大騒ぎしているらしい。
たまたま店長が配達で出てしまっていて、新人さんの教育係ということで、
美冬がそのお客様の家に一緒に謝りに行くことになった。
高級そうなマンションの一室にそのお客さんの家はあった。
ぶるぶる震える新人さんを後ろにして、美冬は勇気を出してチャイムを押した・・
ピンポーン。
ガチャ、とドアが開いて美冬の目の前に立っているのは
見慣れた制服を来たピザ屋の店長・・
え?
なんで??
と一瞬面食らった美冬の目の前に
見覚えのあるメンバーがぞくぞくと登場する。
中から出てきたメンバーは、美冬の親友や、高校時代の友達、
大好きな彼氏や、その友達、そしてバイト先の友達まで・・
部屋中華やかな飾りと、廊下には「美冬誕生日おめでとう!」
壁にも一面「美冬ハッピーバースデー」の大きな文字が・・・
おどろきが隠せない美冬に、彼氏さんがエスコート。
「冷たくしちゃってごめんな。どうしても喜ばせたくて、
優しくするの、がまんしてたんだ。はい、誕生日おめでとう。」
と、前から美冬が欲しがっていたペンダントを首に付けてくれた。
バイト先の店長は、大きなピザを美冬に渡して、
「じゃ、新人さんのこと、最後までよろしくな、彼女、この誕生日の
ために、相当ミスするキャラ作り頑張ってたみたいだから」と
2人をおいて、店に帰っていった。
ピザにはでかでかと美冬、誕生日オメデトウ!の文字。
まさか自分がこんな風に祝ってもらえるなんて・・
周りの皆が実は、美冬の一つの幸せに向かって協力してくれていた
という事実を知って、美冬は、心のそこからの感謝と嬉しさを止められなかった。
美冬は、彼氏じゃなくて新人さんに抱きついて涙を拭いた。
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単純だけど効果のあるサプライズ。
日常の中から突然非日常に飛び込むと、人は感動します。
その人を取り囲むいろんな人を巻き込むと、人の輪は広がります。
だれでも、人の喜びには協力してあげたいと思うんですよね。
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